「同期会」とは、学校で同じ年度に卒業した仲間が集まり、近況報告や思い出話を通じて親睦を深める集まりです。「同窓会」は学校全体の卒業生を対象としていますし、「クラス会」は同じクラスの単位での集まりです。どれも親睦と交流が目的で、卒業してから時間が経った仲間と久しぶりに会い、近況を報告し合ったり、当時の思い出を語り合ったりすることで、お互いのつながりを深めることを目的としています。
イベント企画:参加者の希望を聞いたり、交流を深めるための企画を事前に考えたりすることで、より楽しめる会にすることができます。
同期会開催にあたっての留意事項
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目的の明確化
- 「20歳、30歳の節目」「厄年、還暦」「卒業後〇十周年」など、年を節目にするパターンや、「毎年開催、〇年に一度定期的に開催」など固定化するパターンもあります。
- 「人脈を広げる」「恩師を招いて感謝する」「近況報告する」など目的を明確にすることで、企画の方向性が決まります。
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参加対象の範囲を決める
- 学年全体(同期会)なのか、クラス単位(クラス会)なのか、部活単位なのかを決めます。
- 招待範囲が広いほど調整が大変になるので、規模を意識して設定します。恩師へのご案内も慎重に行いましょう。
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費用と会費設定
- 会場費・食事代・連絡にかかる費用を見積もり、参加者からの会費でまかなえるように設定します。
- 欠席者対応(ドタキャンや未払いのリスク)を想定しておくと安心です。
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連絡方法と情報管理
- LINEグループ、Facebook、メールリストなどを活用します。
- 個人情報(住所や電話番号)を伴うため、個人情報の取り扱いに注意しましょう。
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役割分担
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当日の進行
- 開会挨拶、乾杯、歓談、スピーチ(恩師や代表者)、集合写真、閉会挨拶などを想定しておきます。
- タイムテーブルを簡単に作っておくとスムーズに進行できます。
📝 開催までのプロセス(標準フロー)
① 準備段階(3~12か月前)
- 幹事グループを結成します。
- 開催目的・対象・時期・予算の大枠を決めます。
- 卒業名簿やSNSで連絡先を集めます。クラス会を先に開催して連絡先を募る方法もあります。
- 一中同窓会へ相談しましょう。(ここに記載以外のアドバイスをいたします)
② 計画段階(2~6か月前)
- 会場を予約(ホテルの宴会場、レストラン、居酒屋など)します。
- 会費を仮決定します。
- 日程調整(候補日を出して多数決)します。